・施工前
ルーフに関しては錆が多少出ていましたが、凹みなどもなくとても状態は良かったのですが、フルレストアなので他のパネルと同様にすべての塗膜を剥離していきます。
・施工中
塗膜をすべて剥離したところパテなどが一切入ってなく鈑金は何もしなくていい状態でした。さすがはクラッシックポルシェの代表ともいえる911ナローポルシェだなという思いと、歴代のオーナー様が大事に乗り継いでこられたのだなと改めて思いました。
ルーフもとても状態が良かったので鉄板が酸化する前に錆処理剤を塗布させて頂きました。この状態で2日間寝かせて錆処理剤が鉄板に浸透したらサフェーサーを塗布していきます。
サフェーサーを塗布したところ見落とした凹みなどもなかったので他のパネルの施工が終わるまで乾燥させます。1パネルごとにマスキングしなければいけないので手間はかかりますが、鉄板は空気に触れた瞬間から酸化が始まるので、1パネルごとに施工していくのが私の中ではベストだと思っています。