・施工前
このお車は某ショップからのご依頼でお預かりさせて頂きました。ご覧のようにマフラーからの熱でリヤ廻りが焼けただれてしまっています。損傷している部分をすべて除去してしっかりとした施工をさせて頂きます。
・鈑金工程
損傷個所をすべて除去して新しくパテで成型させて頂きました。
・塗装工程
サフェーサーを塗布して最終的な面出しをさせて頂きました。この年代のお車はパテが厚く入っている場合が多い為、塗料の吸い込みを防ぐために乾燥後もう一度サフェーサーを塗布して計2回の処理をさせて頂きました。
・施工完了
この年代のフェラーリの赤色は経年劣化や色抜けがありますので、なかなか調色が困難なのですが、時間を掛けたかいもありいい仕上がりになりました。希少価値のあるお車ですので丁寧な修理を重ねて、出来るだけ長く走り続けてほしいと思いながら施工させて頂きました。
下廻りは赤と黒とで新車同様に塗り分けています。