・施工前

今回のレボーグのお客様は新車で購入されてからまだ一カ月で走行距離１０００ｋｍしか乗られてないのにぶつけてしまいましたとの事で当社にご来店頂きました。お話をお伺いさせて頂いたところディーラーで見積もりして頂いたところリヤクォーターパネルを交換しないと修理できませんと言われたので、何件か見積もりをお願いしようと思われていたそうですが、お車を拝見させて頂いたところ鈑金で施工できる損傷でしたのでお見積りをさせて頂いたところ、お願いしますという事でお車をお預かりさせていただきました。お客様にも説明させて頂きましたが、クォーターパネルなどの溶接部品は交換してしまうと事故車扱いになってしまい、お車を売るときに価値が下がってしまいますので、出来る限り交換しないで鈑金で施工してくれる工場にお願いされるのが良いかと思います。

Ｎ様、鈑金で施工させて頂きますが新品同様の仕上がりにさせて頂きますので安心してお任せください！！

・鈑金工程施工中

鈑金作業が完了したところです。いつも通りパテがなるべく薄くなる様、丁寧に鈑金させて頂きました。今回は保険修理ですので、リヤドアとリヤバンパーに関しては交換してもお車の価値は下がりませんので新品部品を使用させて頂きました。

リヤドアを仮付けして高さや隙間を調整しながらパテを研磨していきます。今回は損傷が大きかったのでパテを２回施工させて頂きました。

・塗装工程施工中

サフェーサーを塗布してからしっかりと乾燥して最終面出しを行います。パテやサフェーサーなどは、しっかりと専用の機械で乾燥させないと納車後にペーパー目などが出てくる原因になります。

・施工完了

今回の施工はお車の価値を下げないように、クォータパネルを交換ではなく鈑金で施工させて頂きましたが、これは決して仕上がりが下がる施工ではなくきちんとした施工をすれば交換よりも仕上がりの良い修理方法となります。納車の際にもお客様から新車みたいですねと喜んで頂けましたので私も頑張ったかいがありました。今回のようにディーラーさんや鈑金工場などで交換しなければ直りませんと言われても必ずご近所に鈑金で施工できる工場はあると思いますので諦めずに何か所か見てもらう方が良いかと思います。Ｎ様、当社を信頼して大切なお車の修理を私に任せて頂き本当にありがとうございました。私に出来る精一杯の施工をさせて頂きましたので安心して素敵なカーライフをお過ごしください。